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虫歯の予防について
人によって虫歯ができやすいひととできにくいひとがいます。
ちゃんと歯を磨いているのに虫歯になる、
というひとは虫歯ができにくいひとと何が違うのでしょうか。
虫歯は生まれつきの病気ではなく、3つの原因がかさなった時間が長くなるほど虫歯ができやすくなります。
その3つの原因は「歯」の質が弱いこと、甘い「糖分」が口のなかに残っていること、歯磨きが不十分で「菌」が歯についていることです。
これらは普段の食生活で注意することで十分に虫歯の予防ができるのです。
まず「歯」に対する予防としては、
◆いつも使う歯磨き剤をフッ素の入っているものにする。
◆歯科医院で定期的に高濃度のフッ素を塗ってもらう。
◆フッ素入りの洗口剤でゆすぐ。
などがあげられます。市販の歯磨き剤にもフッ素は入っていますが定期的に歯科医院で濃度の高いフッ素を塗って歯を強くすることをおすすめします。
次に「糖分」への対策としては、
◆ダラダラ食べしない、時間を決めて食べる。
◆おやつには代用甘味料を。
虫歯の菌は糖分を食べて、歯を溶かす酸を出します。
なので間食が多く、ダラダラ食べをしていると常に口の中に糖分が残ってしまい虫歯のリスクが高くなります。
朝昼晩のご飯以外に間食をするとしたら、ダラダラ食べるのではなく時間を決めて食べましょう。
また、甘いものを食べるとしたら砂糖の入っていない代用甘味料であるキシリトールのガムやタブレットを食べることをおすすめします。
最後に「菌」です。
◆子供には親が必ず仕上げ磨きをする。
◆歯科医院で歯磨き指導をうける。
◆歯ブラシ以外の補助具を使う。
幼い子はまだ上手く磨けません。必ず親が仕上げ磨き残しをしてあげましょう。
磨き残しを少なくするために正しい歯磨きの仕方を身につけましょう。
磨いているつもりでも歯ブラシの持ち方や動かし方、種類によって効率よく磨けていないことがあります。
さらに歯ブラシ以外の補助具を使うことで歯ブラシでは届かない場所のお掃除もできると理想的です。
虫歯をできにくくするために、
普段の生活から虫歯予防に取り組んでいきましょう!